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韓国映画《情愛中毒》を見た♪ [他作品・他明星]

 昨年韓流好きな友達に誘われ見に行く予定が私のインフル疑惑で立ち消えになりそのままになっていたところDATVさんで放送されると知り、録画して見ました。

韓国映画/アジア映画 / 情愛中毒 DATVのサイトはこちら。 




 2014年、韓国では題名が《人間中毒》、たしか日本の映画祭に来た時は《恋愛中毒》になっていたような?そして正式日本放映では《情愛中毒》となったんですね。
 視聴する前の韓流好き友達らの感想では賛否両論でしたが私はとても良く出来た映画だと感じました。韓国で18禁19禁?だったので中国での上映はあり得ないのに、この映画でスンホン氏は中国映画祭に呼ばれるほどその筋では大好評だったと思う。

 戦争で心に傷を負ったソン・スンホン演じる主人公が、夢の中の戦場で敵兵の首を持ち泥だらけの顔で彷徨うシーン、これだけでも台湾俳優がやったら「殻を破った実力派」と大絶賛されるほどでしょう。韓国映画のレベル高い。

 心を病んだ男性主人公が、ミステリアスで清楚で控えめな美しい部下の妻に惹きつけられ、自分を見失うほどに愛してしまう。元々病んでるからね、説得力がある。彼女も人生で初めての恋だったが、結局幼い頃の経験から今の安穏とした状況からは抜け出せず悲しいラストに。男性が鳥カゴに入った鳥に煙草の煙を吹く最初のシーンが暗示だったのか。中毒になるほどの狂おしい悲しいラストも病んでいた前提があるので納得できる。

 この映画のウリはソン・スンホンのベッドシーンだったかもしれないけど、私が映画の中で一番凄いなと思ったのは女優さんイム・ジヨン、細く華奢でそれでいて胸があり腰の位置が高い、並ぶと周りが霞むほどのスタイル、顔は一見地味に見えるのに実はとても透明感がある美人。よく物凄い美人というわけではないのになんとなく男性が惹かれる女性っているけれど、映画の中でそういう感じがよく出ていたと思う。

 上下関係がある兵隊たちの妻グループ、旦那のステイタスが自分のステイタス、元々パートナー探しも安定した家庭を築きたいという目線で探す、といった現代にも通じる背景の中、その中の奥様の1人がラスト近くに主人公女性について呟く「あんなに男性に愛されるなんて女冥利に尽きるわね・・・」。そう、ここでも女性は裕福で出世順調な夫の妻である人生よりも「彼にとって唯一特別な存在であることが女として最高」なのだった。
 

 良い映画だったのに私の周りではどうして賛否両論で否があったんだろう?韓国の大人エロシーンはいつも女性側がこれ気持ち良いのかな?なんか痛そうだと見えていたけれど、この映画は大丈夫だったし。でも映画のシナリオが良くできていたので、もう少し露出を控えても良かったのかも。特に演技突破を狙ったスンホン氏の、その狙いが見え過ぎたか。彼が脱いだことで野心が見えてしまったかもしれない。
 

 
 
 
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