中国時代劇、《琅琊榜(ろうやぼう)―麒麟の才子、風雲起こす―》の日本放送を見ています♪全54話。

 チャンネル銀河HP→https://www.ch-ginga.jp/feature/rouyabou/


 第30話までの感想に続き、現在40話まで視聴しました。

 
 31話、32話では、なんと梅長蘇が重病になり5日間ほど寝たきりに!もう何かトラブルが起きる流れ満々(!)

 梁帝、靖王、梅長蘇の真実の姿を知っている蒙摯、それぞれが仕事で都を離れ、その間に敵(夏江と誉王)の企てから問題が色々起きて。寝たきりの重病を心配した側近たちが梅長蘇の眠りを妨げずに何とか自分たちで対策をしていくのだけれど。これが失敗続き^^;

 梅長蘇が眠りから起きた時に、それら失敗の報告を、、、。梅長蘇も彼らの厚意は理解している。しかしピンチ。


 かつての赤焔軍副将の衛崢。彼は夏江と誉王の企み通りに捉えられてしまう。敵は靖王が救出するのを手ぐすね引いて待っているところ。梅長蘇が寝ている間、部下たちは自分たちで考え助けようとして失敗、逃げのびられたから良かったものの危うく罠に嵌るところだったし、仲間を多く失った。梅長蘇は思案したが、罠である以上、断腸の思いで衛崢を諦めるしか…。

 前回の感想ページで心配した童路はこんな事に。しかし梅長蘇の側近が気が付き対処していたので態勢には問題無かった。

 この人たちグルだし…でも左の女性は少し躊躇いがあるみたい。


(今40話までで童路に関しての新しい展開は無し。今般弱(誉王の女謀士)が彼を生かしておく価値としては、戸惑いがあるほうの女性が童路に情が移っているらしいので、彼女を般弱側に留めておくためですって。童路はこの後また出てくるのかしらん…?)

 靖王、都に戻って来るなり衛崢が捉えられた件を知り、そのまま梁帝の御前へ(梁帝も戻っていた)。衛崢を逆賊として厳重に処罰するべきという夏江の挑発に乗って、赤焔軍の当時の審議を「納得していない」と言い梁帝に怒りを買ってしまう。両隣が悪い人たち。真ん中が靖王。


 母の静妃も、誉王の母の言いがかりで処罰されていた。これも夏江と誉王の作戦。

 ペラペラと起きた事を靖王にしゃべる静妃お付の女。ドラマのスタート当初から静妃に付いていたのに、まさかの夏江側、というか般弱(誉王の女謀士)の一味だった。


(靖王、母の事ではやはり頭に血が上る…。)

 33話、34話で、この件については部下が梅長蘇に助けを求めた(梅ちゃんは寝てた)ものの、「大事無い」とまるで母をコマのように扱ったが如く侍女から靖王に伝えられ・・・敵の間接的な策略にまんまとはまり梅長蘇を許せなくなりそうな靖王・・・。
 もう一件、赤焔軍だった衛崢を救出したい靖王、救出したいが靖王を帝にする大意があるから諦めようとしている梅長蘇、靖王よりも救出したい悔しい思いだろうに、、、。それが、靖王にとっては母の件と重なり、梅長蘇への不信感になってしまった。

 ここの靖王は「信じよう」とする流れだったらなあ。一年も一緒しているのだから、林殊との絆とは別の何かある種の情を育んでいて欲しかった。いくら梅長蘇が林殊だとバレないようにガードしていたとしても、以前梅長蘇が計算高い事を指摘して自分の中の最低ラインを越えたら許さないと警告していたにせよ、自分の部下や周りの人が梅長蘇を慕って信頼しているのを見れば情に厚い人だと分かるだろうに。仲違いをするのは純粋に衛崢救出での意見違いなら良かったな~。

 ひっ。こらこら。



 部下の方が分かっているじゃないか。


 しかし梅長蘇は、私のイライラを封じ込めるに足る説得力だった。フー・ゴー(胡歌)の演技力が凄い。涙涙涙。。。

(セリフは一部です)今にも倒れそうな病状で、雪の中を大きな声で。








 靖王以外の皆が梅長蘇サイドの図。(いいかげん分かれよ靖王と思ってしまった。)


 ようやく冷静になった靖王が実は梅長蘇の仲間たちが救出作戦をしていたことを聞く(梅は寝ていたけれど)。彼が計算高く義理を軽んじていたことを怒っていたのでバツが悪そう。(政策違いじゃなくて人格否定だったもんねトホホ・・・。)


 梅長蘇は庭生(おそらく祁王の子)に師として慕われてるらしい。




 その後、言侯親子のシーンになり、






 19歳前の林殊本人はかなり優秀な人だったけれど、あまり人の面倒を見るタイプではなかったようですね。そういえば梅長蘇が靖王の家の弓に思わず触れようとした時も、持ち主(林殊)は触られたくない人だったと言っていました。死の一歩手前までの体験をし10数年、梅長蘇は憧れていた祁王のような人格になったんですね。

 すっ飛ばしますけども、40話になり、色々と解決した後に、ようやく上記の静妃(靖王の母)幽閉の件で、これは梅長蘇が薄情だったわけではなく、誉王と夏江の作戦だったと靖王は知り、母に「謀士に対しての偏見があった。梅長蘇とは気が合って打ち解けていたのに、どこかにどうせ謀士だろうという気持ちがあった」と、自分の態度を後悔しました。戦で武器を操れない身体、たとえ謀士でも、以前と姿が変わっていても、この10数年で人格が高みに達した梅長蘇だからこそ、靖王は林殊とまた別の絆で結ばれて欲しい~。林殊だと気が付く前に。


 敵味方の攻防についての流れは見たままですね。一瞬「?」となる事でも、後に分かり易く説明を込めたセリフでストーリーが進むので、次にどういう戦略か、どこまでが作戦でどう実行されて勝っているかについてはストーリー(タネ明かし)を見てそれを納得するのみ。一般的にはこの場面展開こそが手に汗を握る良いドラマという事でしょうから、楽しむためにはネタばれ厳禁です。あとマジか?な不思議な薬も出てくる。ここは与えられたファンタジーを楽しむ。前に一度出た「火の毒」とは何だろう…?来週分かるかしらん。

 来週へ向けての感想、夏江があまりに大ボス過ぎて毒蛇のはずだった誉王が可哀そうに見えてきた…。



追加
 44話まで見た♪
http://2100womangirl2.blog.so-net.ne.jp/2016-05-17-2