中国時代劇、《琅琊榜(ろうやぼう)―麒麟の才子、風雲起こす―》の日本放送を見ています♪全54話。

 チャンネル銀河HP→https://www.ch-ginga.jp/feature/rouyabou/

 第20話までの感想に続き、現在26話まで。




 前回簫景睿の誕生日会で全てが明らかにされて、父親の謝玉が攻撃に出るが、結局は捉えられる。

 簫景睿の母は家族と卓家を守ってもらう約束を誉王とする。


 しかし誉王、梅長蘇のコマなのに気が付いていないところ、気の毒な人に思えて来た。

 謝玉の妻で梁帝の妹であり簫景睿の母は自害を促すもまだ終わりたくない謝玉は断り、牢へ。



 牢獄で、謝玉のさらに黒幕の夏江が喋らないよう釘を刺しに来たが

 駆け引きがあり、結局謝玉は梅長蘇に当時の事を話した。




 「然后呢!」「然后呢!」「然后呢!」と涙をこらえ謝玉に告白を迫る梅長蘇が哀しい。
 夏冬と靖王も当時の真相を牢獄の裏で聞いていた。
 当時赤焔軍は敵国との激戦を制したところだった。その時に赤焔軍の先発隊だった夏冬の夫の筆跡をマネさせて「林燮(梅長蘇の父)が謀反を起こしたから援軍を」と梁帝へ送った。その時に謝玉は夏冬の夫が率いる先発隊を奇襲し、それを林燮(梅長蘇の父)のせいにして謀反事件に仕立て上げた。
 
 ようやく赤焔軍の真相が分かった。正直こういう流れは新しくは無い。ラスト推理ドラマのトリックを「ほほう!」立ちんぼで聞いている感覚なのだけれど、役者さんが上手いので見ていられる。2人の掛け合いがド迫力。


 謝玉は日本の時代劇でいうと島流しの刑のような遠い国で生かされることに。出発の時に、見送りに来た妻に当時の真相を書いた死んだら公開する手紙をしたため(梅長蘇の指示で)、命を長らえる希望とした。

 自分の上司でもある夏江に騙されていた夏冬、友が謀反人にされ殺された靖王もショックすぎる事実。
 靖王は改めて、赤焔軍の件を明らかにし友の無実を晴らしたいと梅長蘇に協力を願い、お互いが誓いあう。


 でも突き詰めたら全ては梁帝の猜疑心が原因だったようで。権力があっても安心できない人というものはどうしようもないですね。

 靖王は梅長蘇のサポートで順調にトップへと階段を登っていく。梅長蘇は身体が弱っていく。

 今後の展開としては多分、梅長蘇はどれだけ傷つきながら事を成し遂げてゆくのか。靖王はいつ梅長蘇に気が付くのか。梅長蘇の一族が晴れて疑いを払しょくし正式に祀られる日が来るのかどうか。

 ということで、次の展開のための種まきみたいな話に入ってきて、なんだか急につまらなくなって、自分が一日で一番ヒマな時間に放送があるためにドラマに集中出来るのですが、今日は逆に居眠りしちゃいました^^;
 夜になって、寝てしまったところから録画視聴を始めると、簫景睿が梁国を離れ実の父がいる南楚へ。実の父方の妹に、父が病で倒れたと言われ決心したようで。

 コンビで可愛かった言豫津(後ろ姿)が見送りに。彼が言うとおり変わらぬ友情があってほしい。泣ける~~~


 梅長蘇もお見送りに。彼に誕生日で起きたことを企てたと謝った。

 言葉ではこう↑言っているけれどずっと苦しんで。



 志が高く実力もあり良い若者だった。また後で登場する場面はあるのかな?純粋なままでいてほしい。






 さてさてこのドラマのちょうど半分ぐらいまで来ました。うーむ。以前にテレ東の新春○時間連続時代劇のようだと書いたが、今また現代ドラマで言うと○×探偵推理サスペンスのようで、キャラが動く理由や心情や状況やなどの全てに理由があり、そしてそれが隈なくセリフになっているので、親切で分かり易いのだが、そのせいで字幕を追うことについ集中してしまって眠くなってしまう時が。何もかもがセリフで説明されすぎて客観的になってしまっているからかもしれない。

 あとは華麗で残酷でエロい、例えば井戸に少女の8遺体があった事件や、簫景睿の母の一服盛られ事件や、後宮の一言でいえばドロドロ部分がシーンとして再現されていないために、そこはちゃんと想像力を働かせないと「悲」な物語に入り込めない。
 考えるに、中国時代劇を見続けてきた視聴者なら、こういうドロリ部分はもう「うんざり」で、匂わせるだけで状況が思い浮かぶためにボカシ進行なのではないだろうか。確かに下品なシーンを映し出さないことで画面に上品さを保っているように感じられる。ということは、このドラマはこれまでにあった時代劇を数本視聴前提の上に成り立つ面白ドラマであり、ちょっと興味本位で初時代劇~という人が入り込むには想像力フル回転が必要な上に知識不足が足を引っ張るかもしれない、と思った。

 ま、でも最後まで視聴を頑張りますよー♪




追加
 30話まで見た♪
http://2100womangirl2.blog.so-net.ne.jp/2016-04-19